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「言倫」スタートに寄せて

2005年。私は西新井駅(足立区)から歩いて数分にある語学道場(時々受験指導)を訪ねました。その名を「原典研究所」といいます。

最初に学んだのは、英語でした。その後、国語や世界史も学び、やがてフランス語の学習及び購読(デカルト『方法序説』)、TIME誌のESSAYの購読を行いました。今は、フーヴァー元大統領の『Freedom Betrayed』を講読しています。

原典研究所をご存知ない方の方が多いかもしれません。私が今持つ力の源泉は原典研究所にあります。原典研究所の出身者には、世界中を駆け回ってゲーム市場のマーケティングを行う者もいらっしゃれば、インドで自分の人格を削りながらも研究に没頭する者、海外で表現活動に勤しむ者、我が国のアカデミズムの新星として輝く者など様々に活躍している方々がいらっしゃいます。その彼らが集うところが原典研究所なのです。

創立者は齋藤瀛涯先生。1996年に設立した原典研究所は、設立して20年となりました。原典研究所に長く通う者として、原典研究所設立20周年記念式典を開催しようと考え、齋藤先生のご息女、先輩、後輩と共に準備を進めることとしました。当日へ向けて多くの同窓から投稿頂き、記念論集を作成しました。記念式典当日は30名程度の方が集い、旧交を温め、また同じ塾に通う者としての新たな縁を紡ぐ時間となりました。設立20周年を機に、原典研究所で学ぶ私たちが「日常」の原典研究所を語るべきではないかと考え、当ブログを開催することといたしました。

現役塾生の元気な姿を通して、原典研究所の「日常」を少しでも感じ取っていただければと存じます。

原典研究所設立20周年記念式典実行委員会
大江 弘之