イタリア語講座 第32回(6/19)講義録〔草稿〕

中垣太良

今回の講義では、以下の範囲を読解しました(番号はイングレーゼ版Il Principeに依ります)

[6] In modo che, se a fare perdere Milano a Francia bastò la prima volta uno duca Lodovico che romoreggiassi in su’ confini, a farlo di poi perdere la seconda gli bisognò avere contro tutto il mondo e che gli esserciti sua fussino spenti o fugati di Italia: il che nacque da le cagioni sopradette.

[6]このように、最初、フランスからミラノを失わせるためには、国境で騒ぎを起こすロドヴィーコ公一人で足りたにせよ、その後再びフランスからミラノを失わせるには、世界の全てを(フランス軍に)敵対させて、フランス軍が制圧され、イタリアから追い払われるという必要があったーーこの事態は、上述の理由から生じたのである。(拙訳)

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