8月最後のギリシア語講座では、参加者に一切のノート等の参照があえて禁じられ、これまで取り組んだ内容がどれだけ身についているか、実際に読みながら確認するという方法を採りました。多くの場合、社会人が古典に挑むとしても翻訳書や対訳つきの文章が主ですが、それらを一切使わないのが原典研究所の特徴だと改めて強調されました。
それに追加で今回はノート参照禁止です。ちなみに先生は、ノートなんて取ったことがない、とのことです。
後半になり、まだ講座で触れていない部分に入りました。
καὶ κινδυνεύει σοφός τις εἶναι,
始め私は、κινδυνεύειを本来と別の意味にとってしまい、読む際にぎこちなくなりましたが、解説ではポイントごとにどういう用法か等の説明があります。それを受けて特に私の場合は、過去に扱った文法書や辞書によって、知識の欠落箇所について復習をしております。今回はAbridged Liddell & Scott’s Greek-English Lexiconで改めて確認をとり、“κινδυνεύει as impers. it seems to be, is likely” とあるこのことか!と予習時の欠落箇所を発見しました。
かくして「どうやら賢い者であるようだ」という、8月8日講義紹介で予告された皮肉?の場面の始まりです。