シュペングラーは宮田さんの記事で取り上げられたEinleit ung, §2の冒頭で断定的な命題を提示して読者の意識を方向付けます。
その後、§2、§3では二つの異なる方法を言い換えたり、具体例 を挙げることで、この命題に自分で註を付けるようにして読者の理 解を深めようとします。
自然の形態学と歴史の形態学、自然としての世界と歴史としての世 界、機械的な世界の印象と有機的な世界の印象、空間と時間、数学 的な数と年代的な数……
その後、§2、§3では二つの異なる方法を言い換えたり、具体例
自然の形態学と歴史の形態学、自然としての世界と歴史としての世
そして、後者の方法は「政治的な」諸事実を因果関係で説明するの
今日は先生がシュペングラーの方法を実演しました。
そのひとつが、江戸時代の政治経済に対する朱子学の影響です。
朱子学の重農主義に依拠し、幕府財政は米を中心に運営され、官僚
工商から幕府収入を得ようとしたのは田沼意次だが、商人と癒着し
こうした弊害を持つ朱子学に対し、伊藤仁斎、荻生徂徠らは朱子以
また、朱子学のレジティマシーの見方は王道と覇道の二元論である
データの収集と分析による実証研究、下部構造が上部構造を決定す る唯物史観では、人間の思想と文化が歴史において果たした役割を 正当に評価できません。
シュペングラーがランケ、カント、マルクスらと異なる方法で真 理を探究するという態度を表明している理由がここにあります。
シュペングラーがランケ、カント、マルクスらと異なる方法で真
(阿部)