講義紹介 2017/08/07(月)

月曜日のフランス語講座では、昨年の11月7日からデカルトの『方法序説』を講読しています。本日で講読開始からちょうど9 ヶ月ということになります。
この期間で、全六部のうち、第二部の後半まで読み終えました。私の持っているフランス語原書( folio essais )のページ数にして 15 ページ程です。進みが遅いと思われる方もあるかもしれませんが、短いながらも非常に重厚なこの書物を本気で相手にするならば、これだけの時間をかけて取り組んで当然だということは、受講している人間にはよくわかります。
語学的な面でも、内容的な面でも、何度も復習をしながら進むこの授業は、まさしくデカルト的に、一歩一歩足場を確かめながら、しっかりと地面を踏みしめて進んでゆくようです。復習といってもそれは単なる繰り返しにはならず、そのたびごとに異なった体験となります。これも一つの〈意味の経験の成熟〉ということでしょうか。

(田中)

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